税理士がコーチングを使う
税理士の先生の仕事は、通常の決算業務だけではなくなってきています。こまごました仕分けや、日常の入力業務、集計業務は、パソコンがするようになりました。ですから、それ以上の、身近な相談相手としての役割が求められています。
もちろんその中には、経営計画の策定指導も含まれますが、中小企業の場合、それ以前の、ごちゃごちゃを整理する必要がある場合が多いようです。
TKCという税理士の先生方の団体があります。ここでは、東京の本部がコーチングを推進しています。TKCのプログラムの中に、継続MASという、経営計画書を簡単に作れるソフトがあって、これを真の意味で機能させるためには、高度のコミュニケーション能力が必要とされるからです。
H15年に、このTKCの先生方20名と、コーチング・スキルトレーニングを実施させていただきました。その中で感じたことは、やはり上から下的アプローチをするかたが多いということです。
この先生方の顧客は、中小企業が大半です。(大企業は、公認会計士が行います) 中小企業の社長さんのもっとも大きな特徴は、人からのコントロールを極端に嫌うということです。人からのコントロールを嫌う人に、上から下への物言いをしては、決算や帳簿に関することでしたら、自分の専門外のことですから聞いてくれるでしょうが、それ以外のことになると、反発を買うのではないでしょうか。
実際、少しでも経営内容をよくしてもらおうと、いろいろなアドバイスをしても、「わかった、わかった」と適当にあしらわれることが多いそうです。
その反面、経営に関する悩みを聞いて欲しいのですから、人って面白いですね。
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コメント
はじめまして、岐阜県高山市在住で、税理士で独立開業を考えている29歳の者です。税理士業界は最上様の仰るとおり、パソコンや会計ソフトの普及、及び向上により従来業務からの脱皮を迫られています。そんな背景から、経営改善等の提案業務が重要視されるようになってきています。そこでお客様にご提案をしていくのですが、先ず悩みを聞き出す事ってすご~く難しいなって感じています。そこでお互いが共感しあえるコミュニケーションを学べないか?と模索していて出会ったのがコーチングです。でも最上様のブログを読ませていただくと夫婦関係の改善等さまざまな状況で活躍してくれるんですね。しかも自己探求にも役立ちそうですね。今、一番勉強したいです、税務よりも・・・(笑)。今後もブログみさせて頂きますね。
投稿: うりぼー | 2007/01/24 11:09
うりぼーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私がコーチング始めたのは、もっとうまくコミュニケーションできるようになったらという思いからでした。で、やればやるほどその魅力にはまってしまったというところです。
人の心って本当に難しい。でも面白いです。これを知っているのと知らないのとでは、人生の味わいが変わってくるのではとさえ思います。
ブログ・・・実はほとんど更新していないんですよ。(ーー;)すいません。
近々大更新しようと思っていたのですが、仕事がまたどど~~っと入ってきて(と、これって言い訳ですね)。子育てコーチングのほうは、メルマガ発行などしているので、よかったらそちらも見てください。基本は同じですので・・・
投稿: 最上輝未子 | 2007/01/24 11:59